【第96回】DDS・DES──会社を救う「債務を資本に変える」最後の再建スキーム
- capitalbridge2001
- 2025年10月15日
- 読了時間: 3分
資金繰りが限界まで追い込まれたとき、再生の最終手段として使われるのがDDSとDESです。
聞き慣れない言葉ですが、仕組みはとてもシンプル。「返せない借金を、会社の未来に変える方法」です。
💡 DDS(デット・デット・スワップ)とは?
DDSとは、既存の債務を“返済猶予付きの長期借入”に切り替えるスキーム。
たとえば、毎月の返済で資金が尽きている会社が、既存債権者(銀行など)と交渉し、「今すぐは返さなくていい、その代わり将来返せる形に組み替える」という合意を結びます。
💬 借金を“延命”ではなく、“再構築”に変える考え方です。
DDSは債務超過を改善し、キャッシュフローを安定させ、再建計画の実行に集中できる環境を作ります。
🧩 DES(デット・エクイティ・スワップ)とは?
DESは、さらに踏み込んだ方法です。借金を株式(出資)に変えることで、“返済義務のない資本”として扱うことができます。
具体的には、
銀行やスポンサーが債権の一部を放棄する代わりに株式を取得
財務内容が大幅に改善(債務超過解消)
再生後の企業価値上昇を株式のリターンで補う
という仕組みです。
💬 「返せない借金」を、「将来の成長に変える」。これがDESの最大の魅力です。
⚙️ DDS・DESが使われるのは、民事再生だけではない
多くの方が「裁判所の手続き」と思いがちですが、DDSやDESは私的整理やスポンサー型再生でも活用可能です。
日本政策投資銀行(DBJ)や日本政策金融公庫のDIPファイナンスと組み合わせれば、破産ではなく**“債務を再構築して生まれ変わる”**選択ができます。
CFOとしては、・どの債権をDDSにするか・どこまでDES化するか・税務・評価・株式比率のバランスを数値的に設計し、債権者・投資家・金融機関すべてが納得できる形に仕上げます。
🚀 “ゼロにしない再生”の形
破産は「すべてをゼロにする」手続きですが、DDSやDESは「価値を残しながら再建する」仕組みです。
経営者が持つ技術、ノウハウ、人材、ブランドを守り、会社を“継続させる再生”が可能になります。
再生支援CFOが入ることで、・債務整理 → 再資本化 → 新資金調達 → 再成長という流れを数字で描くことができます。
💼 Capital Bridge AdvisoryのCFO支援
DDS/DESによる再生スキーム設計
民事再生・私的整理支援
公庫・DBJのDIPファイナンス導入設計
スポンサー交渉・再資本化サポート
業務委託型CFOとして、債務再構築から再生・成長までを一貫支援します。「破産ではなく再生」という選択を──私たちが数字で実現します。
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💡 まとめ💡
DDS/DESは、決して大企業だけの話ではありません。中小企業でも、正しい順序と設計で進めれば実行可能です。
資金が尽きる前に。信頼を失う前に。会社を守る最後のカードが、ここにあります。
Capital Bridge Advisoryでは、業務委託型CFOとして、貴社の財務執行をサポートし、DDS/DESの検討・実行を主導します。日本政策金融公庫・信用保証協会・金融機関との協議・調整を支援し、最適な事業再建スキームを設計いたします。
あなたの「想い」を、形にする次の一歩をサポートします。

